出し映画缶 懐かしの1960年代 映画の玉手箱〜


movie theater 国立フィルムライブラリー


国立フィルムライブラリーに
ついてひとこと

 


1960年代「国立フィルムライブラリー」は京橋の国立近代美術館の中にあった。

現在のように独立した「国立フィルムセンター」ではなく国立近代美術館に間借りをしていた状態で、先進国入りが近かった日本において文化行政はまだまだお粗末で、特に映画の地位は低かった。

一度、5階のフィルム倉庫を整理していたのを入口から見たが、打ちっぱなしのコンクリートの部屋の中に木組みの棚があり、無造作にフィルム缶が置かれていた。防災面からいってもお粗末な保管状態であった。

その十数年後、フィルムの倉庫から火が出て貴重なフィルムが消失してしまった。痛恨の至りである。

前記の「入場券のコラージュ」の「入場券」は、当時の国立近代美術館のものであり、映画を見に行ったのに映画と関係のない「院展」とか「遺作展」に、あくまでも映画の上映が付随していた。とても残念な思いを自分ながら表現して見た。

現在は京橋に新しい建物が設立され「新フィルムセンター」として開館し色々な活動をしている。私の通った40年近く前とは大違いである。