イサーンの大地走行2000キロプラス 第10部 タイ大周遊>東北・東部へ 


  行程22日目> デッドウドム、カオプラヴィハーン、スリンへ




走行DATA

当日走行距離 354 km
累計走行距離 7.318 km
当日給油
累計給油 399.4

 ThinkNet Co.,






6:08  ライトンホテルの部屋からウボンの街を眺める。雨雲が垂れ込んでいるが雨は降っていない。



7:13

ライトンホテルの朝食はおいしかった。

フルーツとコーヒーで〆る。

タイに来てから22日目、濃いコーヒーに砂糖とミルクをたっぷり入れた甘いタイのコーヒーにも、すっかり馴れた。



8:12

ウボン市内からのメイン道路は混むので、一本上流のムーン川に掛かる橋を渡り、隣のワーリンチャムラープ市(Waring Chamrab)に入る。

まずは、24号線でデッドウドム(Det Udom)へ行って、未見のクメール遺跡を2ヶ所見学しょう。



8:30

24号線と217号線の交わる交差点で信号待ちをしていたら、観光バスが数台通過した。

チョーンメック(Chong Mek)方面に行くのは、そのまま国境を通過して、ラオスのパクセ(Pakxe)まで行くのだろうか?



9:18

デッドウドムに入ったら、青空が出て来た。



9:32

デッドウドムから、2192号線を8キロほど走るとタイ語の小さな標識が出ている。プラサートノントーラン(Prasat Nong Thonglang)遺跡の入り口だ。

タイ語の分らない「ふうみん」は、行き過ぎてしまって、おばさんに聞いて戻る。

ノントーラン遺跡は、この標識を右折してダート道を1キロほど走る。




9:37  ラテライトの基壇の上にレンガ造りの3基の祠堂が建っていた。一番右の祠堂は半壊している。祠堂への参道は100メートルあり、バライも残されている。



9:39

破風の縁のレンガに刻まれたレリーフはナーガ?と思われる。

11~12世紀のバプーオン様式だ。



9:41

レンガに刻まれた柱の飾りはなかなかの物だ。



10:01

プラサートバーンベン(Prasat Ban Ben)に向う。こちらは標識が出ているので安心だ。

うれしい事に、カオプラヴィハーン(Khao Phra Wihan)へ80キロの表示もある。



10:14

バーンベン遺跡の参道には、大きな円形の穴がたくさんあった。

これは、木の柱の基礎かな?とも思ったが、直径が大きいようだ。



10:16

ラテライトの基壇の上に、11世紀のロッブリー様式のレンガ造りの3基の祠堂が建っている。

この遺跡にあった、まぐさ石の9神像はウボンの博物館に展示されている。(*昨日の写真を参照)



10:21

この祠堂のレンガの破風にもレリーフが彫られているが、先程のノントーラン遺跡とは明らかに違う。



11:31

バーンベン遺跡を出て、2214号線を走る。所々穴の空いている、悪い路面のコンディションの道路だ。

そして、2248号線に出る。道路の状態の悪さは変わらない。

カンボジア国境が近いせいか検問所があった。



11:47

カオプラヴィハーン遺跡に行く幹線の221号線にぶつかる。

左折すると、10キロ少しでカオプラヴィハーンに着く。



11:49

カオプラヴィハーン国立公園の入口のゲート到着。

入場料は外国人400バーツと悪名高いボッタクリ料金だ。ちなみにタイ人は20バーツだ。

文句を言うと、前回取られた車の乗り入れ料30バーツは請求されなかった。



12:06

今回で3回目のカオプラヴィハーン遺跡の訪問だ。

今回は崩壊した中央祠堂の後の、中央塔周辺を重点的に見たいと思う。

模型の写真左の中央が中央塔だ。



12:26

目の前に、カオプラヴィハーン遺跡の入口の120メートル、200段近い急角度の階段が現れる。

見た瞬間、何か違うと思った。木の階段が出来ている。ここ、カオプラヴィハーンは荒れ果てたままで、何もしない方がいいのにな!


カオプラヴィハーン遺跡については、下記のコンテンツに詳しく載せています。

なお、近いうちに3回目の訪問の写真を加えてリニュアールする予定です。





12:29

階段の途中で、獅子とナーガのお出迎えだ。

ここにも、木の階段が出来ていた。



12:29

下の階段の敷石を見ると、帽子を被った人物像の落書きが彫ってあった。

いつの頃の物なのだろうか?



12:31

階段を上がリ切った所に、一対のナーガ像がある。迫力のある、このナーガ像が好きだ。

七つの頭で頭上に雲が無く、鎌首を持ち上げ胴体を直接地面につけている形は、古い形のナーガ像だ。



12:35

カオプラヴィハーン遺跡の第一楼門の定番のアングル。



12:43

雨季の為かバライには水が多かった。



12:44

第二楼門の激しい崩壊の階段にも、また木の階段が設けられていた。

それにしても手前の穴は何なのか?来る度に疑問に思う。



12:48

頭の無い一対の獅子像。



12:51

第二楼門の破風の「乳海攪拌」のレリーフを指差して、説明する「ふうみん」。



12:59

木に絡まれた物見の塔を見ると、カンボジアに来たな!と思わず思う。

タイのクメール遺跡は、手を入れ過ぎている。



13:10

この中央祠堂の裏にある瓦礫が中央塔だ。



13:14

裏に回ると中央塔は完全に崩壊し、瓦礫の山になっている。



13:16

崩壊した中央塔のから、中央祠堂の裏を撮る。



13:18

中央塔の崩壊した石に登って、中央祠堂の上からの入り口(北)を望む。

中央祠堂の屋根はコンクリートで補修してある。多分、クメールルージュの占領の時の補修だろう。




13:19  中央塔の崩壊した石に登って、回廊の上にカンボジアの大平原を望む。この回廊の屋根もセメントで補修した形跡がある。



13:23

頂上でくつろぐ僧侶たち。

僧侶の黄色い僧衣と遺跡の対比が絵になる。




13:24  カオプラヴィハーン遺跡の頂上から眺めたカンボジアの大平原。真ん中左に見える山はプノンクーレンだろう。雨季のつかの間の晴れ間。今までで一番眺めが良い。



13:34

もう一度、中央塔に戻り崩壊した瓦礫の山の周辺を見る。



13:35

崩れた第四楼門に青い空と白い雲。

クメール遺跡の映える構図だ。



13:38

この柱を2階建ての柱と思っていたが、今回改めて見て、2階建では無いと思う。

回廊の屋根の部分だろう。



13:39

地面に放置されたレリーフ。



13:39

大好きな美しい偽扉。



13:46

第三楼門南側入口の破風やまぐさ石や石柱のレリーフは素晴らしい。



14:05

ナーガに3度目の訪問の別れを告げる。

また来る時は、何時になるだろうか?

それとも、また来る事は或るのだろうか?



14:11

カンボジアの土産物店を覗いたら、怪しげな物を並べて売っていた。

写真を撮ったら、売店のおばさんに「ノー・フォト!」と怒られた。



14:43

駐車場脇の食堂に入る。3時間かけた見学を終えたら、もう15時近い。

熱心に見ていたのでお腹はあまり空いていないが、ビールはまた別だ。渇いたノドに染み渡る。

ガイヤーンとソムタムとカオニャオの昼食を摂る。昼食代、255バーツ。



15:05

食堂のお嫁さんと赤ちゃん。

この子が成人した頃、カオプラヴィハーン遺跡はどうなっているのかな。



15:40

Shinji さんから、投稿をいただいたので、ドントーラン遺跡の前の道を終点まで走って見た。

Shinji 2007/08/22

ふーみんさんも訪れた Don Tuan 遺跡への道路です。ボッタクリ入園料を払ってカオプラヴィハーンへ行くのであれば、Don Tuan まで足を伸ばさないともったいないです。実はこの遺跡は完全に分水嶺の南側にあるんですが、カオプラヴィハーンを取られた腹癒せかどうかはわかりませんが、タイが実効支配しています。



15:42

車止めを無視して進むと、タイ軍の国境警備隊221部隊のキャンプがあった。

隊員がいたので、車を急いでUターンしょうとしたら手で招く。

隊員のご好意に従いキャンプ内を見学する。



15:44

崖の上のキャンプの建物。この下にはカンボジアの大平原が眺められる。

ここはカンボジア領で、タイが実効支配しているのだろうか。



15:48

キャンプからの道を戻り、ドントーラン遺跡(Don Tuan)を見学。以前あった地雷の標識は撤去されていた。

祠堂の下部はラテライト、上部はレンガで造られている。

この遺跡は、碑文から1002年に建造された事が判明している。



16:14

カンボジア国境沿いの道を走って見たかったが、午後4時を回っている。

今夜の宿泊地のスリン(Surin)までは200キロもある。221号線を24号線を目指して走る。

カンターラック(Kantharalak)の町を通過する。



16:21

トラックの荷崩れに遭遇。今、トラックの荷台に残っているのだって過載ぐらいだ。

荷崩れの量を見ると、いくら何でも積み過ぎだ。



16:22

24号線に出てスリンを目指す。

標識に158キロの表示があった。明るいうちに着きたい。



16:45

雨雲と西日の強烈なコントラストの24号線を120キロ以上で飛ばす。



17:18

サンガー(Sangkha)の町で右折して2077号線に入る。

学校が終わり、ソンテウは生徒で一杯だ。



18:02

スリンの街に入る。すごい雨で道路は冠水している。

今晩の宿は、トンタリンホテルが一杯が予約で出来なかったので、ベッカセームホテルに行って見よう。



18:16

薄暗い雨の中を道を一度も間違えずベッカセームホテル(Petchkasem Hotel)に到着した。助手席の「yayo」も思わず拍手。

フロントで部屋を申し込む。スタンダードが690バーツと安い。

部屋に入り、この値段ならホテルの☆印を多くしなくてはと思った。



19:39

以前泊まった時、タイマッサージがあったので行くとインターネットルームになっていた。

雨が降り続いている、外に出るのも面倒だ。ホテルのプールサイドの歌謡ショーを見ながら夕食を摂る。

ビールを飲みながらショーを見るのも、たまにはいいもんだ。夕食代、490バーツ。




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