イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡
クーノイ Ku Noi




しっかりとした木柱が残されているクーノイ遺跡全景






遺跡名
クーノイ Ku Noi
場所 マハサラカーム
Mahasarakham
創建年代 アンコールワット様式
Angkol Wat Style
見学日 2006年6月
配置図



コメント

●概要…12世紀に造られた東楼門と西楼門の間に中央祠堂とその右に小さな祠堂がある。(シーテープ遺跡と同じ様式)

その周りをラテライトの壁が囲み北と南にバライを配している。

●行き方…ロイエットから南西に伸びる2045号線を60キロほど走り、2381号線との信号の横の細い道を入る。そして百メートルほど行った地点にある。

●一口メモ…このクメール遺跡には木柱が残されている。通常、熱帯の気候の中では、木造の建造物は朽ち果ててしまい何の跡形も無い。クーノイ遺跡の木柱は化石になって残されている。何故この遺跡だけ化石化したのか?謎だ。

ジョルジュ・セデス博士の「アンコール遺跡」によると、クメールの石造建築は「神」に関連した建造物に限られ、王を始め人々が住む建造物は総て木造だったと言う。

クーノイ遺跡の木柱は人工的に切られたようだ。推測するにクメールの栄光が忘れられた頃、この木柱を切り倒して他の建築に再利用したのだろう。エジプトの大ピラミッドを覆っていた化粧石をカイロ市民の家に使用した様に。


★2006.07.27 に下記のメールが来ました。「ふうみん」も添付の写真を見て、ガッカリするとともに、何か一杯食わされた唖然とした複雑な気分です。「T,I」さんのご指摘のとおり、多分あの木柱はプラスチックの張りぼてなのでしょう。

なお、遺跡を見て感じたことを文章にしていますので、あえて文章は見学当時のままで変更していません。





木肌の割れ目から、白いガラス繊維のようなものが見える


「T.I」さんからのメールの概略 ( 2006.07.27)

私も「ふうみん」さんのHPがきっかけで、Ku Noi遺跡へ行って来たところです。

木柱が化石化しているということで、驚くとともに、いろんな木柱を観察していたところ、一部、木の肌状の表面が欠けた部位があり、ガラス繊維に似た繊維状を含んだ黄色の樹脂が見えました。

黄色の樹脂は、読んで字のごとく、琥珀等に代表されますが、人工的なプラスチックではなく、昔は木の汁が固まった状態のものを言っていたので、こんな色もあるかなと一瞬思いましたが、でも化石なのに白い繊維が見えるのは少しおかしいと感じました。

更に、他の木柱を見ていたら、表面がたたき割られ陥没している木柱がありました。割れた部位を見ると板厚が2,3mmで、個人的には化石ではなく、良くできた木柱のイミテーションと考えてます。

写真
車1台がやっと通れる道を入る。標識は無い 東楼門にすすむと木柱が目に付く
東楼門から中央祠堂を望む、熱心に見る「ふうみん」 東楼門の木柱、綺麗に切られている
中央祠堂と右側の小祠堂 中央祠堂の底辺部は赤色砂岩で造られている
ナーガの上の仏陀? 割れたヨニが置かれていた
ラテライトの基壇の上の木柱 西楼門の基壇とラテライトの壁
クメールの栄光が忘れられた頃、木柱は切り取られ他に転用されたのだろう






イサーンの大地走行2000キロプラス タイ(イサーン)のクメール遺跡